多分十数年愛用しているルイヴィトンのエピシリーズのブルーのキーケース。ファスナーを引っ張るところの金具が取れちゃって修理してもらおうと思ってショップへ持っていきました。
なんせ古い物なので部品がなければ修理はしてもらえないのですがなんとか大丈夫だったようで3日後には出来上がりますので取りに来てください、との事だったので引き取りに行ってきました。
しかも今回は無料修理して頂けるようでなんともありがたい。(^^)
実は私他の商品も何度も修理をお願いしています。
そしてヴィトンのファンなのですが最近は生活スタイルが変わってあまり興味がなくなり新しい商品等まったくわかりません。と言うか高価で今の私には手が出ないと思っているのかも?しれません(笑)
でも数年前にショップに行った時は買い物客が多すぎて修理に行った私なんて順番が回ってこなくてあまり心地良い思いをしなかったのを覚えています。なので今回も期待してなかったのですが夜の時間で遅かったのもあり空いていてすぐ対応してもらえました。そして確認作業が長すぎて待たせられすぎた感の私を見て別の店員さんが
「お茶をお持ちしましょうか?」とまで
えっ、ヴィトンてお茶出してくれる??知らなった~。
まあその時はそんなに飲みたい気分でもなかったのでお断りしましたが。
でまあ一通りの事が終わってお店出ました。
その時の私の感想は
あれ、ヴィトンの接客すごく良くなった。感じいい~と思ったのです
何度も言うようですが暇だったからかも?しれません。繁忙期に行ったらどうだったかは不明ですが明らかにその日は気持ちよかったのです。
で後日引き取りの日。
その日は流れはスムーズ、やはり客数は少ない時間でした。
で商品をこんなに立派な梱包で返して頂きました。
今は簡易包装が多いのでとても贅沢な感じで、
「袋はいいです」って言いそうになったのですが、せっかくこうしてくれてるのに断る理由はないかと思いそのまま頂きました。
中身はこんな感じで大切に商品をこの黄色い布袋に入れていてくれました。
私は長く愛用している古い商品を無料で修理してもらってこんな立派な梱包をして返してもらえたことにものすごく申し訳ない気持ちと贅沢な気持ちをもちました。
このロゴの入った袋を下げながら帰った私はなんだかワクワクして豊かな気分になったのです。
この日感じたことはヴィトンの方の接客の良さ、大切に商品を扱って貰えてることで私自身がもっとこの商品を使いきれるところまで使い切ろうと思ったのです。
商品に対しては賛否両論あると思いますが、私は修理をして大切に使い続けることの出来るここの商品がやはりとても好きです。
修理の度に言われることは
「大切に綺麗に使っていただいてありがとうございます。」
と言って頂きます。
そうかまだまだ使えるな~と
大切にしようと思うのです。
私の今の目標は取りあえずこのキーケース行けるところまで使い続けることです。もしかすると一生使えるかもしれない。これは小物でそんなに高い商品でも無かったと記憶しています。そう思うとものすごくいい買い物をしたんじゃないかと自慢したくなります。
大切に使うことは自分の歴史でもあるような気がしたのです。
そして一度買った商品をメンテナンスしてくれて、気分のいい接客をしてくれ、高い安いにかかわらず素敵な梱包で気分良く帰らせてくれるこのヴィトンの精神に改めて感服したのでした。
そして自分自身を振り返るきっかけにもなりました。
やっぱりお金はエネルギーなのですよね。
受け取ることも大切。でもそれに見合う事がサービス出来ているかは傲慢にならずに常に自分をぶれない状態で保ちながらいたらきっと大丈夫なんだと。
控え目、謙遜というでもなく、謙虚であり、与えられ、そして受け取れる自分を目指したいと改めて思ったきっかけでした。