カフェによく来てくださるお客様。60代の女性で時々悩みなんかを相談させて頂いたりして仲良くして頂いているCさん。
Cさんのお話を聞くと時々"はっ"と気づかされる事があります。
Cさんのお友達で肺がんを数年前に患い手術をして経過観測、先日転移が見つかったらしいのです。
それをCさんは自分の事の様に落ち込んていられました。
人それぞれ治療も何をどう選ぶのか背景によってかなり変わって来ます。
その方の今後の治療の事とかお話を聞きながらCさんがボソっと言いました。
前回の手術の時にその方は治療に良いと言われる神様にお参りしたらしのですが、術後調子も戻り数年経ったのにお礼に行ってないと。
お願いしてそれが思い通りになったのだからちゃんとお礼をして一つの流れを終わりにしなくちゃいけないと思うのと。
なかなかお礼参りできる人は少ないのかもしれない、辛い時その場は藁をも掴む気持ちで信仰心が無くても神頼みしたくなる気持ちはよく分かるし私だってきっとそうなると思う。
けどお願いしっぱなしは良くないと、、私はCさんの言葉にふと気づかされました。
人はどうしても自分本位になってしまい目に見えない存在に対しては簡単な事の様で常に意識するのはなかなか難しい。それが神様であろうと。
私は人を癒すお手伝いをする仕事をしていてそのセッションをする時は来てくださる方に必要なメッセージ、セッションが私を通して行えます様にとスピリットにお願いしてセッションに入ります。そしてセッション後スピリットにお礼を言い終わりにします。これは私のやり方ですが、見えない存在と繋がっていつもサポートしてくれている事を意識しているとそこに自然とコミュニケーションとお互いの信頼、そして循環が生まれると思うのです。
私もつい忘れてしまいそうになる時もあるけれど人間のエゴだけでこの世界は成り立っている訳ではく、色々な方面からサポートしてくれている事存在がいる事に改めて気づかされます。
それらに感謝の気持ちで終わらせる事は自分の人生も豊かにして行く事なのかもしれませんね。
困った時の神頼みだけじゃなくて嬉しい時のお礼参りも良いかもしれませんね。